Tantric Death

From Darkness to Light

 

タントリックな死
〜闇から光へ〜

 

あなたの死は、あなたの人生のすべてを語る。

あなたの死は、あなたがどのように生を生きてきたかーー
あなたの存在の究極の宣言だ。

もしあなたが昏睡状態に陥ったら、
それはあなたが無意識のうちに生きていたことを意味し、
あなたは全く生きていなかったことを意味する。

あなたは先延ばしにしてきた。
明日、明日、いつも明日・・・


それは死のプロセスではなく、あなたにかかっている。
あなたが準備するかどうかにかかっている。


死は偉大な祝祭だーーあなたが準備をしておけば。


しかし準備がなければ、あなたは無意識にならなければならない。


Osho
"From Death to Deathlessness"

 
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生と死の大いなる矛盾

古えのタントラでは、こう言います。

「私たちは誰しも死にたくないのだ。

 小さな蟻だろうと蚊だろうと、死にたくないのだ。

 小さなコロナ・ウィルスであろうと、最も進化した人間であろうと死にたくないのだ。
 たったひとつ共通すること。

 それは誰も死にたくないのだ。

 

生きることへの欲望は激しく強く、ゆえに他人を殺すことも。どれほど愛していようと、自分が生き延びるために誰かを殺すことさえ私たちは厭わないーーと。

 

私たちはどれほど生きたいと欲しているのか。

 

その自分の欲望を目の当たりにする体験している人、あるいは、その瞬間を自覚したことがある人は数多くありません。

 

死にたいと思ったり、死んでしまいたいと感じたことがある人もいるでしょう。しかしながら、古のタントラは「私たちは、生きるためならどんな犠牲を払っても構わない。それほどまでに生に対する執着がある。」といいます。

 

そして古(いにしえ)のタントラは、こう続けます。

 

「私たちは生きることへ欲望がありながらも、無意識のところでは自分はいつか死ぬということを知っている。

これこそが、私たちの内にある根幹の矛盾なのだ。」

生きたい。でも、やがては死ぬ。いつか肉体が朽ち果てる日が来る。」と。

 

私たちの内側に在る大いなる矛盾

死にたくない。生きたい。

でも、いつか死ぬ。

 

ここにワークしてきたのが、タントラという自己変容のシステムなのです。

こんな人に


・タントラが何か知りたい。
・死とタントラがどう関係するのか興味がある。
・セクシャリティについて悩みを抱えている。
・シヴァシャクティのトレーニングを受講したい。
・シヴァシャクティのティーチャーとしてタントラを伝える人になりたい。
・タントラを学んでいるが、どうもしっくりこない。


・死ぬのが怖い。死にたくない。
・死を超えた何かがあるなら知りたいし、体験したい。
・年老いた両親がいる。
・死が身近にある家族・友人がいる。


・オーガズミックな体験をしたことがない。
・生きる意味を知りたい。
・本当には死にたくないけど、つい「もう死にたい」と思ってしまう。
・特にコレといった悩みや問題があるわけでもないが、なんとなく人生に不満を感じている。
・困難や問題に直面すると、「死んだ方がまし」と口ずさんでしまう。
・生きるのが下手だと感じてる。

タントリックな死、そして、タントリック・セックス

 

伝統的なタントラにおいては、タントラ・マスターの元でタントラ実践の修行者として修練するのであれば、タントリックな死を経験することが最初の修練でした

そして、ひとたびタントリックな死の体験をもってして初めてタントリック・セックスを体験することができるのです。

これは古(いにしえ)の時代の順序ですが、私たちが生きる現代ではタントリック・セックスが先で、死がその次となっています。

 

タントリックな死が、なぜこれほどまでに重要なのか。

 

あなたは不思議に思うかもしれません。タントラは性エネルギーに働きかけをするのではないかと信じているなら尚更でしょう。


ですが、性エネルギーが開く前にタントリックな死を体験する必要があるのです。



あなたがタントラのプラクティスを始めると今まで自分でも知らなかったほどの、途方もない性エネルギーが開放されていきます。


そのとき、もしあなたにタントリックな死の経験がなければ、手に負えないと感じるほどの大きさに圧倒され、自分自身の内側にそのエネルギーをどのように吸収するか分からなくなるのです。

 

死の準備なくして、生はない。

 

タントリック・セックスは、何人ものパートナーと何回でも起こり得ます。起こる可能性は存在します。一度きりとは限りません。

しかし、死は、違います。

死は、一度しか起こりません。

いつ起こるかは誰にもわからないし、どのように起こるかもわからないし、どの瞬間に起こるかもわからないのです。

 

誰にでも等しく、死は一度きり起こります。だからこそ準備がこれほどに大切なのです。

特に50歳以上、40歳に近づいている人は、自分の死に備えて準備しておかなければならないことを考えてみることは大切です。

 

なぜでしょう?

 

なぜ死の準備がこれほどまでに大切なのか

 

なぜなら、死がやってくる、まさに死の瞬間、誰もあなたをサポートすることはできないのです。

死ぬ瞬間、あなたを支えてくれる人は誰もいない。

あなたはたった一人で、死の瞬間を迎えるのです。

それまでに蓄えてきたお金や知識、医者や専門家のアドバイス、家族や友人、愛する人ですらも、あなたを支えてはくれません。

あなたはたった一人で、死に臨まなければなりません。

だからこそ、死についてワークしていくことが肝要なのです。

だからまず第一に、
死に気づいているようになりなさい。


死について考え、死を見て、
死について熟考しなさい。

恐れず、その事実から逃げずにいなさい。


死はそこにあり、あなたはそれから逃れることはできない! 


それはあなたと共に生まれてきた。
あなたの死はあなたと共に生まれた。

あなたはそれから逃れられない。

あなたは自らの内に死を隠してきた――
それに気づきなさい。

自分は死ぬことになる、死は確実だ
ということに気づくようになるや否や、
あなたのマインド全体が異なった次元から
物事を見始めるようになる。

 

Osho, タントラ秘法の書

この講座で学べること

  • 仏教タントラ視点による死へのアプローチ
  • ヒンズー(シヴァ)タントラ視点による死へのアプローチ
  • シヴァシャクティの死へのアプローチ
  • 各システムのアプローチ相違を理解する
  • タントリックな死とは何かを明確にし、体感する
  • 死を超えたる何かーー体験する瞑想技法
  • 死を祝う方法、瞑想のやり方
  • 自分の死へ準備とその方法
  • 家族や友人の死をサポートする在り方、やり方
  • 自殺や事故死など、自然死ではない死への理解と一瞥
  • 死にゆく人への対応、コミュニケーション
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お客様の声

本コースにライブ参加された方々からの体験談です。

女性(ライブ参加)

 
朝のダイナミックからナイトセッションまで、イブニング・ミーテイングも盛り込みながら、オンラインなのにまさに合宿そのもの。
 
充実した日々を過ごすことができました。普段は肉も食しますが、菜食を工夫したりして、それも楽しかったです。
  
今回、ウッタムとトーシャンがシェアしてくれたことは、「死」というテーマではひとくくりできないように感じました。 

ウッタムとトーシャンが渡してくれた地図と鍵をヒントに、これから自分自身で体得していかなきゃな、と。そんな気分です。

その旅の道程が、瞑想の道なのか…
その集大成が「死」なのか…わかりませんが、ワークや瞑想中の「一瞥」が、おおきな支えとヒントになってくれそうです。
 
みんなほんとうに家族のようで、終始安心できるあたたかさが流れていたクラスでした。
また、瞑想のスペースでお会いしましょう。

女性(ライブ参加)

3日間のワークショップでは、どうもありがとうございました。
申し込み当初はほんの一部しかライブ参加できない予定が、他の予定が急遽整って、結局全部のクラスに参加することができました!
3日間すごく満たされて、貴重な体験になりました。

テーマが死だったので、自然と死んだ母のことをよく思い出しました。
母は死んだあと 私にたくさんのシェアと気づきをくれました。自分自身の死を祝ってる母を感じて、いろんな思いの中ではあったけども一緒に祝いました。
体から離れても、大きな存在を感じて、繋がってるから大丈夫だと教えてくれたのもあって、安心させられて、とてもサポートしてもらいました。
私もそんな風に、いつか自分の死を祝いたい、そして今ある生も祝いたい
そしてもし残していく大切な人たちがいたら、私もできたら安心させてあげられたらいいなーと、どんな風に死にたいかってワークの時にも出てきたことでした。

最後に私がワークショップの感想で言った、自分で結んだ最高に味わって美味しかったおむすび。ただそれと一つになって満たされていく感覚。

そしておむすびはやっぱり お母さんを思い出させる。
ウッタムが言ったように、食はお母さんを補ってる。。
ほんとそーだなーって思いました。幸せな一時でした。

日常の中にあるシンプルなことの中にも 自分がどんな風にそれと関わるかで、親密さを感じたり、深い体験にもなり得るなーと改めて感じました。

女性(ライブ参加)

こんにちは。
みなさんと過ごした 瞑想の時間は、
かけがえの無いものとなりました。
それほど、深く振動が続く
3日間でした。


取り分け
体の 心の そして感情の
痛みと 踊ることは
ダイレクトに 私の脆さを
露呈させてくれるものでした。


そして
傷つくことのない魂に
光をあて 明らかに してくれる
ものでもありました。
矛盾ですら 幻想を
真ん中へと 導き
優しく 慈しみと共に
トータルに真実を
感じさせてくれました。
泣いても 笑っても
道は 道。
エネルギーに満ち満ちて
このパラレルワールドを
楽しみたいと思います。


感謝いたします。
ありがとうございました。

ビデオ講座から一部ご紹介

イントロ講座「なぜタントリカは死を祝うのか?その方法は?」のダイジェスト版です。

よくある質問

講師紹介

Bodhi Uttam
 ボーディー・ウッタム

 

30年にわたる瞑想とヨガの経験から得た、愛と智慧と変容のテクニックによって、生における苦悩の根本原因を見つけ、光と気づきがもたらす至福と喜びを伝授。

禅をこよなく愛する禅研究家、日本が大好きな親日家でもある。

初めての著書となる「REAL WOMAN」は、絶賛発売中。

>>詳細プロフィール

Atmo Toshan 
アトモ・トーシャン

タントラを探求する情熱がとまらず、インドに暮らして20年近くになろうとしている。

泥の中から蓮の花が開花するごとく、自身のタントラの花が咲くのを楽しみにしながら踊ったり、泣いたり笑ったりしている。

>>詳細プロフィール

 Tantric Death
-from Darkness to Light-

 

本コースは3日間のセッション1から9まで動画23本に渡る17時間以上の通信講座と、イントロダクトリー講座「なぜタントリカは死を祝うのか?その方法は?」が合わせて学べるビデオ講座となっております。

 

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